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2006年5月18日の中国外交部劉建超報道官の定例記者会見
2006/05/22

 

  2006年5月18日の中国外交部劉建超報道官の定例記者会見のうち、日本関係の一問一答は次の通り。

 問 アナン国連事務総長と日韓両国首脳との会談の結果をどう評価するか。アナン氏は韓国外相と会見した後の記者会見で、日本と中韓両国の問題を解決するため、対話を行う必要があると述べたが、中国はアナン氏の言った対話には中日首脳会談が含まれると考えるか。

 答 日本と韓国は東アジア地域の二つの重要な国であり、アナン事務総長が両国の指導者と意思疎通をはかり、交流することは、地域および関係諸国と国連との協力にとって有益である。中日、韓日関係の改善について、関係諸国が対話を通じて意見の食い違いをなくすようアナン総長が希望したとあなたは言ったが、それが中日間の対話を指すとするならば、私は、中国は中日間のハイレベル指導者の交流を重視していると指摘したい。われわれが何度も言っているように、現在、中日関係に困難が生じ、両国指導者の対話が有効に行えない責任は日本側にある。日本の指導者は第二次大戦のA級戦犯を祀る靖国神社の参拝を続け、双方の対話の雰囲気と条件を損なっている。中国は日本との対話を願っているが、そのためには適切な条件と雰囲気がなければならず、われわれは日本がこの問題で適切な行動をとるよう希望している。

 問 中日両国は来週、ドーハで外相会談を行うことを決めたのか。

 答 日本が中国に要求を出しており、中国は現在、検討しているところだ。

 問 外交戦略から見て、戦略的パートナーシップの確立が中国の対外関係の最高目標であるようで、以前は米国とのパートナーシップ確立も希望した。中国はインド、日本と同様な関係を期待するのか。

 答 中国と関係諸国の戦略的パートナーシップ確立は双方の各分野の協力がある程度まで発展したことの必然的結果である。われわれはおよそ20余りの国や地域組織と戦略的パートナーシップを確立しており、各国との戦略的パートナーシップにはそれぞれの重点がある。われわれはより多くの国とさまざまな形の協力関係、協業関係またはパートナーシップを築くことを希望している。いまあなたは中米、中印の協力関係について触れたが、われわれは中米が建設的協力関係を確立すべきであると考えており、中印間ではすでに戦略的パートナーシップが確立されている。中国と関係諸国との戦略的協力関係は長期的な、揺るぎない基礎をもつ、安定した関係で、いかなる第三国に対するものでもない。われわれは引き続きこの面で努力する。

 問 きょう午前東京で行われた中日東海問題協議をどう評価するか。

 答 きょう始まった中日東海問題協議は現在進行中であり、いまこれについて論評しようがない。要するに、中国側は真剣で責任ある態度で日本側と協議し、たえず意見の食い違いを縮め、最終的にこの問題の完全な解決をはかるということだ。

 

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