周済教育部長は5日ユネスコ・国連教育科学文化機関の第33回全体会議で「中国政府は2006年から、ユネスコで中国著名な思想家、哲学者、教育家である孔子の名で名づける『孔子教育賞』を設置する」と発表した。

   伝えられるところによると、中国がユネスコで賞を設けるのは今回が初めてのことである。これもユネスコが促進している一連の教育計画への具体的な承諾と支持であるとのことである。

   周済教育部長はその発言で、ユネスコの次の二カ年計画と未来の発展に三つの提案を出した。一つは、全民教育目標達成の面で新たに大きな突破を図ること、もう一つは、人間と自然の調和の取れた発展を促す科学技術と教育の役割を重視すること、三つ目は、人類文明の対話と交流を促進し、調和の取れた世界を共に構築することである。

「CRI」より　2005年10月6日