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北陸大学に「孔子学院」設立へ 調印式行われる
2006-02-27 00:00

日本・北陸大学と北京語言大学は24日、「孔子学院」の共同設立合意書の調印式を北京で行った。中国語や中国文化の普及活動を担う「孔子学院」の設立は、日本では立命館大学、桜美林大学に続き3校目となる。世界では42校目。国家対外漢語教学指導チーム弁公室の趙国成副主任、北陸大学の北元喜朗理事長、北京語言大学の崔希亮校長(学長)が出席し、北元理事長と崔校長が両校を代表して文書に署名した。

趙国成副主任は「中国経済の持続的かつ急速な発展を受け、世界各地で中国語ブームが起きている」と語る。中国政府が海外での「孔子学院」の設立や運営を手がけるのは、世界各国の人々の中国語学習、中国理解のニーズを満たすためという。

北陸大学は中国教育界との長期的かつ広範な協力を土台に、北陸地方での中国語・中国文化普及を重点的に展開する。中国の大学との協力で、言語や文化のほか、歴史、伝統医学などの研究も進める方針だ。

写真:調印式に出席した中国・日本双方の関係者

「人民網日本語版」2006年2月26日

 

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