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日本留学110周年、北京で記念会
2006-04-18 00:00

日本留学110周年記念会の様子

 「中国人留学生、日本留学110周年記念会」が15日、留日同学会の主催により、北京の全国政治協商会議礼堂で開かれた。宋健・中日友好協会会長(全国政治協商会議元副主席)、楊振亜・元駐日大使(留日同学会顧問)、井出敬二・駐中国公使、柳原正治・九州大学副学長を始めとする国内外各界の賓客や、優秀な日本留学経験者の代表100人あまりが出席した。

 欧米同学会・中国留学人員聯誼会の馮長根・常務副会長は「1896年に初めて日本に留学生を派遣して以来、中国人留学生は一陣、また一陣と知識欲と報国の理想を胸に日本へ渡り、民族の解放と中国の革命事業に重大な貢献を果たし、人々から尊敬される多くの学者を輩出してきた」と指摘。先賢を模範として、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的な建設と、中華民族の偉大なる復興のために新たな貢献を果たすよう、内外の学者に呼びかけた。

 同じく黄栄輝・常務副会長(留日分会会長、アカデミー会員)も留日同学会を代表してあいさつし、「留学生は内外の交流と連携の懸け橋だ。相互学習、相互交流、共同発展の促進に特別な働きを持っており、社会の進歩と発展を促す重要な力だ」と強調。「現在、中国の政治・経済・教育・科学技術・文化の世界で活躍している日本留学経験者は、日本で学んだ知識・技術・文化などの知識を祖国の現代化建設事業に応用するだけでなく、自覚的に中日交流の強化、中日友好の民間大使の役割を担っている。また、留日同学会として、歴史を鑑(かがみ)として未来に向かい、両国の交流と友好の強化のために、たゆまぬ努力を続けていきたい」と述べた。

 「人民網日本語版」2006年4月17日

 

 

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