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中国歴代名楼ー甲秀楼
2006-05-24 00:00
 

 

 

 

貴州省貴陽市の市街地の南、南明河中にある「驁磯石」と呼ばれる巨石の上に建つ。甲秀楼は貴陽のシンボル的存在だ。明代万暦二十六年(1598)の建立。のちに幾度も兵火に見舞われ、修復と再建を重ねた。3層で、高さは22.9メートル。底層部は白色の石柱で造られ、褐色の古代の文様が施された窓格子に木製の扉と窓、清代の玉の彩色画が施された檀(まゆみ)の額、緑色の半円筒形の琉璃瓦でできた広間、金色の琉璃瓦が嵌め込まれた棟と頂……。古色蒼然として、朝陽に照らし出されると、極彩色の美に輝き、非常に壮麗だ。楼に登って遠くに目を向けると、驁磯両岸に広がる景色を一望に見わたすことができる。

「チャイナネット」

 

 

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