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劉亜明駐札幌総領事 北海道議会で演説
2021-03-11 18:50

  3月9日、劉亜明駐札幌総領事が北海道議会国際交流会に出席し、中国の発展と中日関係について演説をした。

  劉総領事は演説で以下のように述べた。新型コロナウイルス感染症は世界範囲で猛威を振舞ってきた。百年未曾有の国際衛生危機とも言われる新型コロナウイルス感染症の流行に向き合い、中日両国民が手を結び、ともに戦ってきた。支援用の医療物資に載せている「山川異域 風月同天」という友情を印す詩は、人々の心を打ち、中日友好の感動的な物語として広まっている。双方がともに努力を続け、一日も早くコロナに勝ち取り、協力連携を素早く回復させ、中日関係の更なる発展に貢献できると確信している。

  コロナ感染症の影響を受け、世界経済は現在低迷が続いている。その中で屈指のハイライトとも言えるのは、中国と日本の二国間貿易である。中日両国政府と経済界は互いに支援・協力し、在中国日系企業の順調な業務・生産再開を後押しして、産業チェーン・サプライチェーンを早速回復させ、大手日本企業の中国での戦略投資を拡大することを支援してきた。また、ビジネス関係者が往来する特別ルートは去年11月30日順調に開設された。昨年1月―10月までの両国貿易額は1・5%の伸び率を実現し、アジア太平洋地区ひいては世界経済回復の重要な支えとなった。中日両国の互恵・ウィンウィン協力基調が変わっておらず、経済・貿易のきずなが大きな強靱性を持っていることはよく示されている。

  北海道と中国の貿易額は観光客激減のため19%落ちてきが、対中国の輸出額は7ヶ月の連続成長を実現し、依然として国別貿易ランキングの一位を占めている。2020年11月5日から10日まで上海で行われた第3回中国国際輸入博覧会では、北海道ブース「匠の饗宴」が出展し、北海道米といった引き合いの高い北海道特産品200品目以上を展示し、札幌市内に設置した会場とオンラインで結び、道内企業と中国企業とのオンライン商談を実現した。また、北海道食品開発流通地興が昨年中国最大のECプラットフォーム「Tmall(天猫)」でオンライン食品モールを開設し、白い恋人やLetao(レタオ)など北海道の代表的なブランドがどんどん中国のECプラットフォームに進出し、多大な人気を集めてきた。コロナ感染症の影響にも関わらず、新技術により北海道と中国の貿易潜在力を掘り出し、新たな商機を引き続き創生できる。

  昨年10月、中国経済の方向性を決める重要な会議・中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(五中全会)が開催され、中国は改革開放政策を堅持し、平和発展の道を堅持し、日本を含む世界各国と提携し開放型の国際経済を築く方針を明らかにした。また、9月に習近平主席と菅義偉首相が電話会談し、新時代にふさわしい中日関係の構築という重要な政治的コンセンサスを再度確認した。11月には王毅国務委員兼外相が訪日し、両国首脳の重要なコンセンサスをどう実行に移すかについて日本側と意見を交換し、一連の合意と具体的成果を遂げた。中日双方がこれから引き続き四つの政治文書の諸原則と精神に従い、両国関係の平和友好、協力・ウィンウィンの大方向をしっかりとらえ、また各分野の対話・意思疎通を積極的に進め、政治的相互信頼をたえず増進し、互恵協力を深め、人・文化交流を拡大し、新時代を迎える中日互恵・協力関係を構築できると確信している。

  2021年は中日両国および北海道と中国にとって特別な一年である。東京オリンピックのマラソンやサッカーなどの競技は札幌で開催、北海道と黒龍江省は今年友好関係締結35周年を迎え、ハルピン市内で北海道物産とウポポイをアピール北海道フェアを実施する予定となる。また今年は中国共産党成立100周年となる。更に来年の2022年には北京冬季オリンピックの開催、中日国交正常化50周年を迎える。重要な節目が相次ぐ今年・来年には、北海道議会の皆様や各界の皆様と更に連携を強め、引き続き中日友好の理念を貫き、両国民の相互理解を深め、貿易・観光・文化など様々な分野での交流と協力を促進し、中日関係を新たな発展段階に推し進めることを期待する。


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