6月25日，夏少傑駐札幌総領事館代理総領事は第５8回中国人殉難者全道慰霊祭に出席した。仁木町副町長、仁木町議会副議長、日本中国友好協会北海道連合会代表、華僑華人代表、留学生代表が出席した。

　夏代理総領事は中国人強制連行殉難者に深く哀悼の意を表し、中国人殉難者全道慰霊祭実行委員会の貢献を感謝し、次のように表明した。1931年９月18日、日本軍国主義は中国に対し侵略戦争を発動し、中国に甚大な災難と苦痛をもたらした。戦争中、数万人の中国人が北海道に強制連行され、極めて劣悪な環境において過酷な強制労働をさせられ、3047名は尊い命が奪われてしまった。今年は「中日平和友好条約」締結４５周年である。平和共存、友好協力は中日関係の唯一の正しい選択肢である。これは半世紀を歩んできた両国関係発展の道程からの深刻な教えである。双方がこの節目をきっかけとして、共に条約の精神を振り返り、対話と協力を強化し、分岐点を適切にコントロールし、決して容易ではない両国の平和友好関係を維持し、発展させ、地域乃至世界の平和と安定の促進のために努力していくよう希望している。