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許金平総領事,浦河日中友好協会設立10周年記念イベントに出席
2012/09/04

    8月22日、許金平総領事夫妻は招待を受け浦河町を訪問し、この日の午後に開催された浦河日中友好協会設立10周年を記念する浦河国際理解フォーラムに出席した。

    浦河日中友好協会の辻芳明会長は、まず主催側を代表し祝辞を述べた。辻会長は、浦河日中友好協会が設立して10年来、絶えず中国との友好交流を展開してきたことをふり返り、5年前には訪問団を率いて中国の農業部を訪れ、中国向けに競走馬を輸出する件について関係部門と商談を行い、各方面の努力の下、中国との協力は大きな成果を上げ、2011年には中国向けに30頭の競馬用軽種馬を輸出したと述べた。また、今後更に中国との協力を強め、交流を促進し、友好を深めていきたいと述べた。

    許総領事は、中日民間交流をテーマとして講演をし、両国の政治、経済及び人文交流等について、それぞれ意見を述べた。許総領事は、以下のように述べた。今年は中日国交正常化40周年にあたり、中日関係はよい伝統を受け継ぎ、未来にむける重要な節目の年である。40年来、両国の政治家、有識者及び民間友好団体の共同の努力の下、両国関係は各分野において、前代未聞の発展を遂げた。政治上で中日両国が隔絶し対立した状態から平和、友好、協力へと向かい、双方が四つの政治文書に調印した。これは両国関係の発展を安定させた重要な基礎である。経済上では中日両国は、絶えず努力して各分野での実務協力を深め、両国民に着実な利益をもたらし、両国それぞれの発展を力強く進めてきた。2011年、双方の貿易額は1340億ドル余に達し、1972年の国交正常化時の10億ドルに比べると、その340倍にも増加した。現在、日本は中国の第四の貿易相手国、中国は日本の最大の輸出相手国となっている。長期に渡り、中日の人的往来は絶えることなく増加しており、両国政府は青少年間の交流を重視し、中日友好を受け継ぐ人材を育てることを旨としている。両国政府の共通認識に基づき、双方は2007年より、毎年1900人の高校生を派遣し合い、交流を行っている。2011年に締め切るまでに、中国側が受け入れた日本の高校生は8000人余、日本を訪れた中国の高校生は8400人余にもなった。2011年には、中日の人的往来は延べ580万人に達し、これは国交正常化時の500倍にもなる。中日間の地方交流は拡大し続け、現在では247組の都市が友好都市関係を締結している。

    40年来、中日関係は様々な曲折を経て、全体的に見れば良好な発展を遂げてはいるが、やはり多くの問題が存在すると言わざるを得ない。特に、最近ではごく少数の中日友好を望まない勢力が、いろいろな手段を用いて両国関係の安定した発展を阻害しようとしている。これらの勢力は少数だとはいえども、その力を無視することはできない。放置すれば必ずや両国関係に害を及ぼす。そのため、両国政府、有識者及び友好団体は更に各分野、各段階での対話と交流を強化し、双方の関係の中で重要な問題について、誠実に語り合い意思疎通を図り、信頼を深めて疑いを晴らし、間違った判断を避けなければならない。

    また、許総領事は次のように語った。中国政府は中日関係を極めて重視しており、中日友好政策を堅持し、日本の各地方自治体及び各界とともに努力し、各分野の交流と協力を強め、両国関係の長期にわたる健全で安定した発展を推進したいと考えている。現在のこのような情勢の下、双方はまず第一にはお互いの政治の上での信頼を強め、歴史を正視し、相手方の平和的な発展を正確に認識し、客観的に対応しなければならない。第二には、経済貿易の実務的な協力強化に全力をあげ、ともにグローバル規模の金融危機に立ち向かい、更に環境保護、エコ経済、財政金融及び科学技術等の分野での協力を深めなくてはならない。第三には積極的に友好を受け継ぎ、相互理解を深め、国民の感情を改善し、中日友好を世世代代伝えていかなくてはならない。

    最後に許総領事は、このように述べた。北海道は大地が広く資源が豊かで、環境も良く、旅行資源も数多く、美しい自然風景と独特の人文景観、豊富な農業、畜産、漁業等の名産品が、中国で北海道の知名度を高めており、中国人が最も好きな観光地の一つとなっている。近年、北海道を訪れる中国人観光客のますますの増加にともない、中日間の定期便の増便、入国審査の時間短縮、旅行会社の規範として、低価格で集客し旅行の質を下げたり、強制的に買物をさせたり、高額で質の悪い商品を勧めたりするような行為を防止するなどの改善が行われるよう関係部門に提言しており、更に多くの中国人観光客を呼び込み、北海道の経済発展を促進させたい。

北海道日中友好協会町田真英理事長及び北海道華僑華人連合会湖軍毅会長がそれぞれ日中友好協会の活動といかに中日貿易を成功させるかについて講演をした。池田拓町長ら浦河地区の各界の代表40人余もこのフォーラムに出席した。

講演会の前に許総領事夫妻は招待を受け、静内で行われている軽種馬サマーセリ市および、総面積1500ヘクタールのアジア最大規模の日高競走馬育成牧場を視察した。

この日の夜、許総領事夫妻は浦河日中友好協会主催の交流会に出席した。

   
   

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